「妻、小学生になる」 第一巻 ネタバレと感想-意外に泣けるストーリーです-

妻小学生になる

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「「妻、小学生になる」」のネタバレと感想を紹介します!

「妻、小学生になる」作品概要

「妻、小学生になる」は、村田揶融先生の作品です。10年前に妻を亡くして無気力になっている主人公の新島圭介は、成人した娘と2人暮らしをしています。

茫然自失の毎日を送る彼のもとに、小学生の女の子が妻の名前を名乗って現れます。小学生として再開した妻との再生のお話になります。

 

「妻、小学生になる」 第一巻のネタバレとあらすじ

主人公の新島圭介は、無気力な様子で自宅に帰ってきます。娘の麻衣と黙々と買ってきた弁当を食べます。

全く生気が感じられない空間を切り裂くように、インターホンが鳴ります。そこには小学生の女の子が堂々と立っていました。

「ただいま」、「私は新島貴恵!あんたの妻!麻衣の母親!」と怒鳴ります。驚く圭介。

信じられない様子の圭介に対し、女の子は二人の馴れ初めや最後の家族旅行のことなど、妻でしか知りえないことをつらつらと述べます。

なぜ前世の記憶があるのか、本人も分からないとのことです。たまたま近くを通りかかった時に次々に思い出が蘇ってきたと言います。

圭介も麻衣も母親の小学生を信じたところで、貴恵は「何よこの味気ない夕飯!」と怒ります。いくら忙しくても総菜を買ってきても、お皿に乗せて食べることが大事だと力説します。

次に、娘の麻衣に矛先が向きます。現在の仕事が在宅ワークだと知り、もっと外に出る仕事をしなさいと助言します。

そんなこんなで、貴恵ちゃんは現在の住まいに帰ります。本来なら見ることができなかったはずの夫と娘の今をこれからも見ることができることが「正直、めちゃくちゃ嬉しいわ」といって帰っていきます。

翌日の朝、貴恵ちゃんは弁当を持ってきてくれます。圭介は昔を思い出します。毎日弁当を作ってくれた貴恵。亡くなった時の喪失感を鮮明に思い出すとともに、作ってくれた弁当を泣きながらほおばります。

夕方、圭介が帰路に着いていると貴恵ちゃんが待っています。弁当箱を取りに来てくれたとのこと。圭介は、思わず抱き着き、「お前がすべてだった」と泣きながら言います。

貴恵ちゃんはうれしくない様子。二人三脚で来てもいずれ歩幅をたがえてしまうこともあるのが夫婦だとクールに対応します。

それより娘の麻衣のことを気にかけます。麻衣を密連れにするなと叱責します。本当は自分の死を乗り越えていてほしかったと冷静に語る貴恵ちゃん。自分がいなくても進んでいける未来を見せてほしいと圭介にお願いします。

その後、圭介と麻衣は徐々に前向きに変わっていきます。外に出て仕事探しをする麻衣。久しぶりに料理をしようと頑張る圭介。活気のある家族が蘇ります。

一方、弁当箱を返してもらった貴恵は、弁同箱に貼っている「本当にありがとう 愛しているよ」の言葉に吹いてしまいます。でもまんざらでない様子。これから小学生と大人の奇妙な夫婦関係が展開していきそうで楽しみです。

 

「妻、小学生になる」 第一巻の感想と考察

最初読み始めた印象では、もっとドタバタで楽しい展開になる漫画だと思っていましたが、結構シリアスで泣ける場面が多い作品になっています。

小学生の妻に抱き着く圭介のシーンは、見ていてとても辛くなり、こちらまで泣きそうになりました。人が死ぬことの遺された者たちに与える影響というのは計り知れず、特に今作品のように家族の中心であった妻を失った衝撃というのは相当なものだったと想像できます。

最終的な結末としては、妻は生前の貴恵としての記憶を失って元の小学生に戻っていくという展開が予想され、そのシーンを思い浮かべるだけで泣けてきそうな切ない気分になります。しかし早く先が読みたいです。